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業績PUBLICATION

  • J Atheroscler Thromb, 2025 Aug. Online ahead of print.
Joint Impact of Smoking and Metabolic Syndrome on Cardiovascular Disease: A Cohort Study.
Hu H, Nakagawa T, Honda T, Yamamoto S, Okazaki H, Ide H, Dohi S, Miyamoto T, Yamamoto M, Gommori N, Kochi T, Ogasawara T, Konishi M, Kabe I, Mizoue T.

本論文の概要をスライドにまとめました。事業所での健康教育、学会、研修会等で是非、ご活用ください。
その際には、「J-ECOHスタディ」と出典を記載してください。

解説スライドはこちら

本研究は、J-ECOHスタディに参加した10企業の従業員約6万8千人を対象に、心血管疾患発症リスクに対する喫煙とメタボリックシンドロームの複合的な影響について検討しました。ベースライン時の喫煙状況およびメタボリックシンドロームの有無により対象者を4つのグループに分け、心血管疾患(心筋梗塞と脳卒中)発症を平均7.2年間追跡しました。その結果、発症した心血管疾患の約半数に喫煙あるいはメタボリックシンドロームのいずれかが関与していることが明らかになりました。換言すれば、もしこの2つのリスク要因がなければ心血管疾患は半減していたことになります。4つのグループで比べると、心血管疾患リスクは喫煙とメタボリックシンドロームの両方を有するグループで最も高く、そのリスクの大きさは、これらの要因をひとつだけ持つグループのリスクを足し合わせた値を上回っていました(相乗効果)。また、そうした効果は心筋梗塞で顕著でした。この結果は、勤労者の心血管疾患予防において喫煙とメタボリックシンドロームの対策を同時に進めることの重要性を示唆しており、職域保健活動での活用が期待されます。